全体像を見渡すのが好きだ。
高い山に登って、遠くを見渡すような。
このブログの各記事は、おちゃらけたことをやっているように見える。
しかし、実は各記事は微妙に関連性を持ってつながっている。
特に、時折挟まれる雑談系の記事は、その後、AIによる処理の入力素材として使われている。 日記はAIで処理しがいのあるテキストだ。
また、普通に書かれた文章を対話形式に変換できることを確かめた。
これらの素材から、犬と猫が対話する形式のブログを作れないか、と考えている。こんな手順で。
- 犬の画像をアップロードして、「このキャラクターは、ぜふぁーです。」
- 猫の画像をアップロードして、「このキャラクターは、チルポウです。」
- 記事を書いて「この記事を対話形式に変換してください。」
- 「対話形式の記事を、ぜふぁーとチルポウが会話するようにしてください。」
各記事は、ノリで思いついたことを順次やっているが、その中で発見もある。
特に、コントを作った際には、普通の文章を対話形式に変換できることを発見した。
また、文章を要約してみた後、文章からタイトルを生成してみて、タイトル生成というのは、元の文章を極度に要約することなんだ、と気づいた。
ある文章を、何段階にも抽象度を変えて見返すことができる。カメラでズームイン、ズームアウトするように。
具体的に見ないと気づかないことや、抽象的に見ないと気づかないことがある。なので、一つの文章から発想できることの幅が広がる。その効率が尋常じゃないのだ。
さらに、文章から画像を、画像から文章を生成できることを確かめた。
画像生成でも抽象化が便利に使える。
長い文章で具体的な指示を出したほうが厳密な画像になるが、ノイズも多くなる。前もって長い文章を作った上で、エッセンスのみに絞った要約文を作り、それをプロンプトに使うといいだろう。
「こんなイメージ」というのを伝えると、AIが素案を作る。それに対して「ここはこう直して。」と伝える。 絵を描けない私にとっては、「こんなイメージ」で徐々に画像を作れることは、鉄の爪を得たに等しい。
通常では登れない氷の斜面を、アイゼンとピッケルがあれば登れるようになる。
今私は、ざくざくと音を立てて登っている。
山頂の景色は如何なるものか。