生成AIをいじるのが楽しい。新しいものが出てくると、最初はたいてい悪ふざけで使ってしまう。 変な画像をたくさん作ったし、ドラマの脚本を書いたり、CMの脚本を書いたり。 次々にアイディアを思いつく。
最初は自分で書いた記事を元に、AIでいろいろアレンジして楽しんでいたが、ある時URLを指定して同じことをできると気づいた。
ちょうどその頃、ようこそブログ - はてなブログに、自分の記事が載っていないかをウォッチしていた。
そこで、いろいろな人の書いた記事を見ていて、鬱状態の人が書いたブログがたくさんあることを知った。
「死にたい」や「自傷」などと書かれている。
「誰がこんなものを見るんだ?」と一笑に付す。
と、同時にその鬱ブログのURLから、詩を作れないかと思いつく。
やってみたら、できた。
さらにもっと悪辣なアイディアを思いつく。
ブログを元に、前向きなラップの歌詞が書けないか?
できた。
ちゃんと韻を踏んでいるし、元ブログのネタが使われた歌詞になっている。
「どうだ、誰も見ないものをおもしろさに昇華したぞ!どうだ、おもしろいだろう!」
そこまでやって、その鬱ブログのURLから、AIで筆者の心理分析をできないかと思いつく。
やってみたら、できた。
筆者は深く苦しみ、死にたいと感じています。このブログの筆者があなたもしくは知人である場合は、医療機関を受診することを強くお勧しめます。
私は、AIによって目が覚めた。
私は、AIの威を借る、お山の大将だった。
私はなにより深く、より深く考えていなかった。