はじめに
muriwashinai.hatenablog.com
「映画『桐島、部活やめるってよ』感想」の記事を、Copilotを使ってどのように書きあげていったのか、その過程を共有します。あらすじの作成、段落の整理、文章の校正と、それぞれの段階でCopilotを活用しました。
あらすじを作成する
まず初めに、感想を語る前提となる映画のあらすじを、Copilotで作成します。
プロンプト
映画「桐島、部活やめるってよ」の簡単なあらすじを教えてください。ネタバレはなしでお願いします。
回答
以下は、Copilotで生成したあらすじを抜粋したものです。
あらすじ:
いつもと同じ金曜日、学校内にはある噂が駆け巡っていました。それは、学校一の人気者であるバレー部のキャプテン、桐島が突然部活を辞めたことです。この出来事をきっかけに、各部やクラスの人間関係に徐々に歪みが広がりはじめ、それまで存在していた校内のヒエラルキーが崩壊していきます⁴。
ソース: Bing との会話 2024/5/12
(4) 桐島、部活やめるってよ : 作品情報 - 映画.com. https://eiga.com/movie/57626/.
感想を書く
感想なので、表現の正確さや段落は気にせずに、思いのままに書きます。
映画「桐島、部活やめるってよ」が、Amazonプライムビデオに入ったので、見てみました。
以下は、Copilotで生成したあらすじを抜粋したものです。
映画「桐島、部活やめるってよ」の簡単なあらすじを教えてください。ネタバレはなしでお願いします。
あらすじ:
いつもと同じ金曜日、学校内にはある噂が駆け巡っていました。それは、学校一の人気者であるバレー部のキャプテン、桐島が突然部活を辞めたことです。この出来事をきっかけに、各部やクラスの人間関係に徐々に歪みが広がりはじめ、それまで存在していた校内のヒエラルキーが崩壊していきます⁴。
ソース: Bing との会話 2024/5/12
(4) 桐島、部活やめるってよ : 作品情報 - 映画.com. https://eiga.com/movie/57626/.
最初にこの映画を見て気づくのは、桐島は出てこないということです。神木隆之介君は、桐島ではなく映画部の部長、前田を演じています。しかし群像劇ということもあり、前田は主人公なのか?いまいち判然としません。
この映画は、わかりやすくスクールカーストを描いています。
クラスにイケてる女子と男子のグループと、そうでない者のグループがあります。彼らはお互いに、ろくに話す機会すらありません。
また、運動部>文化部というヒエラルキーもあります。映画部には専用の部室が無く、剣道部の部室の一角に作られています。
映画部の前田君たちは、映画を撮ることに情熱を燃やしています。しかし、作品が評価されたことを全校集会で紹介されても、生徒たちからは失笑を買います。
本来、やりたいことがあって一生懸命取り組んでいる人たちが、虐げられています。その一方で、やりたいこともなく、帰宅部でフラフラしている男女が、イケてるグループとしてトップに君臨しています。
野球部の宏樹(東出昌大)は部活をサボり、イケてるグループとつるんでいます。宏樹は、放課後に帰宅部とつるむときも、野球部のカバンを持ったままです。
彼の前に、野球部の部長がたびたび現れます。野球部の部長は、野球に情熱を燃やしています。が、宏樹に対して強く「戻ってこい」とは言いません。
この映画は最後に、運動部と文化部、イケてる者とそうでない者、ある人と前田(神木隆之介)の対話が描かれます。
そこにはやはり、ヒエラルキーが見て取れます。ヒエラルキーは、イケてる者だけじゃなく、そうでない者の側からも作り出しているように感じられます。
その結果、最後に夕陽のスポットライトを浴びているのは、映画部の前田ではありません。
前田が回す八ミリカメラに順光で映るのは…。
映画は非常にさわやかな印象で終わります。
人生は、無理だと言いながらも何かをやり続け、ちょっぴり信念を持つことが大事、ということだと思います。
12年前の映画ですが、間違いなく青春映画の傑作です。
文章の構成と段落の整理
自分で書いたままの文章でも良いですが、Copilotを使って、文章の校正と段落の整理をし、読みやすく仕上げます。
プロンプト
以下は、私のブログに掲載記事です。文章の構成と、段落の整理をしてください。
<ここに自分で書いた感想を貼り付ける。>
回答
以下は、文章の構成と段落の整理を行ったブログ記事です。
映画「桐島、部活やめるってよ」の感想
Amazonプライムビデオで「桐島、部活やめるってよ」を視聴しました。この映画は12年前の作品ですが、間違いなく青春映画の傑作です。
映画のあらすじ
いつもと同じ金曜日、学校内にはある噂が駆け巡っていました。それは、学校一の人気者であるバレー部のキャプテン、桐島が突然部活を辞めたことです。この出来事をきっかけに、各部やクラスの人間関係に徐々に歪みが広がりはじめ、それまで存在していた校内のヒエラルキーが崩壊していきます。
映画の登場人物と役割
最初にこの映画を見て気づくのは、桐島は出てこないということです。神木隆之介君は、桐島ではなく映画部の部長、前田を演じています。しかし群像劇ということもあり、前田は主人公なのか?いまいち判然としません。
スクールカーストの描写
この映画は、わかりやすくスクールカーストを描いています。クラスにイケてる女子と男子のグループと、そうでない者のグループがあります。彼らはお互いに、ろくに話す機会すらありません。また、運動部>文化部というヒエラルキーもあります。映画部には専用の部室が無く、剣道部の部室の一角に作られています。
映画部の情熱と評価
映画部の前田君たちは、映画を撮ることに情熱を燃やしています。しかし、作品が評価されたことを全校集会で紹介されても、生徒たちからは失笑を買います。本来、やりたいことがあって一生懸命取り組んでいる人たちが、虐げられています。その一方で、やりたいこともなく、帰宅部でフラフラしている男女が、イケてるグループとしてトップに君臨しています。
野球部の宏樹と部長
野球部の宏樹(東出昌大)は部活をサボり、イケてるグループとつるんでいます。宏樹は、放課後に帰宅部とつるむときも、野球部のカバンを持ったままです。彼の前に、野球部の部長がたびたび現れます。野球部の部長は、野球に情熱を燃やしています。が、宏樹に対して強く「戻ってこい」とは言いません。
映画の結末
この映画は最後に、運動部と文化部、イケてる者とそうでない者、ある人と前田(神木隆之介)の対話が描かれます。そこにはやはり、ヒエラルキーが見て取れます。ヒエラルキーは、イケてる者だけじゃなく、そうでない者の側からも作り出しているように感じられます。その結果、最後に夕陽のスポットライトを浴びているのは、映画部の前田ではありません。前田が回す八ミリカメラに順光で映るのは…。
映画のメッセージ
映画は非常にさわやかな印象で終わります。人生は、無理だと言いながらも何かをやり続け、ちょっぴり信念を持つことが大事、ということだと思います。
以上、映画「桐島、部活やめるってよ」の感想でした。この映画は、青春映画の傑作と言えるでしょう。ぜひ、ご覧になってみてください。
文章の校正
各段落に章タイトルが入り、読みやすくなりました。
最初の章には「この感想では、映画の内容に触れていますが、ネタバレはしないようにしています。」を追記しました。
先ほどのプロンプトで、「文章の構成と、段落の整理をしてください」としました。これは誤りで本当は、「文章の校正と段落の整理をしてください」という意図でした。
改めて、文章の校正を行います。
プロンプト
以下は、私のブログに掲載する映画「桐島、部活やめるってよ」の感想記事です。この記事の文章を校正した完全なバージョンを作成してください。
<ここに、文章の構成と段落が整理済みの、自分で書いた感想を貼り付ける。>
回答
以下は、校正した「桐島、部活やめるってよ」の感想記事です。
Amazonプライムビデオで「桐島、部活やめるってよ」を視聴しました。この映画は2012年の作品であり、青春映画の傑作と言えます。この感想では、映画の内容に触れていますが、ネタバレは避けています。
映画のあらすじ
いつもと同じ金曜日、学校内にはある噂が広まっていました。それは、学校一の人気者であるバレー部のキャプテン、桐島が突然部活を辞めたというものです。この出来事をきっかけに、各部やクラスの人間関係に徐々に歪みが生じ、それまで存在していた校内のヒエラルキーが崩壊していきます。
映画の登場人物と役割
この映画を初めて見ると、桐島が登場しないことに気づきます。神木隆之介は、桐島ではなく映画部の部長、前田を演じています。しかし、群像劇の性質上、前田が主人公であるかどうかは明確ではありません。
この映画は、スクールカーストを明確に描いています。クラスには、人気のある男女のグループと、そうでない者のグループが存在します。彼らはお互いに、ほとんど話す機会がありません。また、運動部と文化部の間には明確なヒエラルキーが存在します。映画部には専用の部室がなく、剣道部の部室の一部を利用しています。
映画部の情熱と評価
映画部の前田たちは、映画制作に情熱を注いでいます。しかし、作品が評価され、全校集会で紹介されても、生徒たちは失笑します。本来、自分のやりたいことに一生懸命取り組んでいる人々が、蔑まれています。その一方で、特にやりたいこともなく、帰宅部で過ごしている男女が、人気のあるグループとしてトップに立っています。
野球部の宏樹と部長
野球部の宏樹(東出昌大)は部活をサボり、人気のあるグループと遊んでいます。宏樹は、放課後に帰宅部と遊ぶときも、野球部のバッグを持ち続けています。彼の前には、野球部の部長が度々現れます。野球部の部長は、野球に情熱を注いでいますが、宏樹に対して強く「戻ってこい」とは言いません。
映画の結末
この映画は最後に、運動部と文化部、人気のある者とそうでない者、ある人と前田(神木隆之介)の対話を描いています。そこでは、ヒエラルキーが明確に見て取れます。ヒエラルキーは、人気のある者だけでなく、そうでない者の側からも形成されているように感じられます。その結果、最後に夕陽のスポットライトを浴びているのは、映画部の前田ではありません。前田が回す八ミリカメラに映るのは…。
映画のメッセージ
映画は非常に爽やかな印象で終わります。人生は、無理だと言いつつも何かを続け、少しの信念を持つことが大切だというメッセージが込められています。
以上、映画「桐島、部活やめるってよ」の感想でした。この映画は、青春映画の傑作と言えます。ぜひ、ご覧ください。
手直しをして完成させる
- 章タイトル「映画「桐島、部活やめるってよ」感想」を、「はじめに」に書き換えます。
- 校正されすぎた文章を、原文に戻します。
- 「人気のある者」→「イケてる者」
- 「帰宅部と遊ぶとき」→「帰宅部とつるむとき」
- 校正された結果、ニュアンスが違うと思った元の文章を、完全にリライトします。
- 結末の「~何かを続け、少しの信念を持つことが大切だというメッセージが込められています。」の部分です。
完成した記事はこちらです。
muriwashinai.hatenablog.com
まとめ
この記事では、映画「桐島、部活やめるってよ」の感想を書く過程をCopilotを使ってどのように進めていったかを共有しました。まずは映画のあらすじを生成し、その後、自由に感想を書きました。その感想をさらに整理し、段落ごとに構成を整え、最後に文章全体の校正を行いました。
Copilotの活用により、映画のあらすじの生成から感想の整理、そして校正まで、一貫した作業をスムーズに進めることができました。
しかし、完全にAIに頼るのではなく、自分の言葉で感想を述べ、それをAIが補完するという形が、最も自然で良い結果を生むと感じました。