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初めてのかすみがうらマラソン2024 - フルマラソンの全体像

はじめに

2024年4月21日、私は初めて「かすみがうらマラソン」のフルマラソンに挑戦しました。この記事では、その経験を詳しく共有します。

会場と準備

会場は、JR土浦駅の東口から徒歩10分の、川口運動公園です。参加人数に対して会場が十分に広いため、特に場所取りなどをしなくても、芝生の上や、スタジアムのスタンド席などで、ゆったりと準備することができました。トイレも十分にあり、並びはしましたが、スタート時間に対して余裕をもって利用できました。

コースと気候

かすみがうらマラソンのフルマラソンのコースは、公式サイトで確認できます。当日の気温は20℃ぐらいで、スタートまで待つのにちょうど良い気温でした。やや風がありましたが、走る向きに対して追い風だったので、走りやすかったです。気温20℃は、走り出すと暑く感じました。

レースの進行

最初の5km地点まで給水がないので、それまでは結構しんどく感じました。最初のうちは、幅の広い車道を走るのですが、いくつかの高架を登るため、それも少し疲れる要因でした。

途中、トイレに入りました。トイレは、十分な間隔で設置されていたので、混んでいるトイレを避けて、最小の待ち時間で済ませることができました。

エイドステーションが2.5~5kmごとに設置されていたので、十分な水分と食料を補給できました。私は自分に必要なエナジージェルを持っていたのですが、それだけではカロリーが足りず、多くのエイドで食料を補給しました。バナナが一番食べやすかったですが、その他に、焼き芋、あんパン、お汁粉もいただきました。

皆で走る感覚と人々の声援

23kmを過ぎて霞ヶ浦沿岸の道に入ると、道幅が狭くなりました。このあたりでは、ランナーもばらけてくるはずですが、道幅が狭くなることによって、序盤と比べても人口密度はあまり変わりませんでした。

この区間では、足が攣るランナーが続出しました。歩く人やリタイアする人もちらほら出始めました。後半は道幅が狭いこともあって、他のランナーとともに走っている感覚が強く、心強かったです。また、住民の人々からの応援が絶えずあり、温かい印象を受けました。

終始、人々の声援がありがたかった大会でした。エイドステーションの前で「もうすぐエイドだよ」とか、35km地点で「あと7km、がんばって!」とか、5時間のペースランナーに置いて行かれそうになった時に、「5時間切れるよ、がんばって!」とか。ゴール周辺でも、「あと少し!」とか、常に見守られ、応援に支えられていたと思います。

ゴールと感想

応援のおかげもあって、最後まで歩かず走り切ることができました。ゴール会場のトラックに入ると、左側にチアリーダー、右側に観客がおり、歓迎ムードで迎えられました。正面にはゴールタイムを表示したフィニッシュラインがあり、そこに向かって最後の力を振り絞って走りました。

4月は気温がやや高い点では少ししんどいですが、桜が一部で残っていたり、風が心地よいという良い面もあります。かすみがうらマラソンは、大変楽しく、ゆったりとして、気持ちのいい大会でした。また参加したいと思います。この素晴らしい大会を、皆さんにもぜひ体験していただきたいです。

最後の力を振り絞って走る柴犬