1. はじめに
「ちょうどいい塩梅」という言葉があります。これは、適度なバランスを保つことの重要性を示しています。私の趣味であるマラソン練習においても、この考え方が適用されます。つまり、走りすぎは良くないということです。
2. マラソン練習の変化
3月までは、週に50kmを走っていました。しかし、4月にフルマラソンを完走した後、足のケガにより6週間の休養を余儀なくされました。現在は練習を再開し、少しずつ走り始めています。
2.1 現在のトレーニング内容
現在の走行距離は非常に短く、以下の通りです。
日付 | 走行距離(km) | 走行時間 | 平均ペース(分/1km) |
---|---|---|---|
2024/6/4 | 10 | 1:12:45 | 7:16.5 |
2024/6/5 | 10 | 1:15:38 | 7:33.8 |
2024/6/6 | 3 | 22:03 | 7:21 |
2024/6/9 | 6.6 | 40:07 | 6:04.8 |
2024/6/10 | 3 | 22:03 | 7:21 |
2024/6/12 | 8.5 | 48:02 | 5:39.1 |
2024/6/14 | 3.2 | 24:02 | 7:30.6 |
2024/6/15 | 4.7 | 30:03 | 6:23.6 |
走行距離を短くし、高い頻度で走るようにしています。平均ペースが1kmあたり7分を超えるものは、ロング走やリカバリー走、6分程度の物はベースのランニング、6分以下のものはテンポ走と言って、しっかりしたトレーニングという位置づけです。
3. ハーフマラソンへのシフト
この新しいトレーニング方法を試してみて、なかなか良いと感じています。もちろん、走行距離が短すぎて、フルマラソンには対応できません。しかし、このトレーニングであれば簡単に続けられますし、トレーニング後の疲労が少ないため、帰宅後に他のことをやる余裕が残ります。
そこで、足が完全に治るまでは、フルマラソンをターゲットにするのをやめて、ハーフマラソンを目標にしたらどうだろう?と考え始めました。
4. ライフバランスの観点から
適度な運動は体にいいと実感しています。一方で、過度なトレーニングによって生活に支障をきたしている面もありました。今の軽いトレーニング量であれば、写真撮影やブログ執筆などとも両立できそうです。
戦略的な観点から、一つのことをがんばりすぎないようにする。「ハーフでいいかも」という考え方は、おそらくいろんな場面に適用できると思います。お金や時間、体力をどう分配するか。
あることをハーフで済ませることによって、別のものを手に入れやすくする。フルマラソンからハーフマラソンへの転向は、故障を最小限に抑えたり、燃えつきを防いだり、他の趣味を充実させる効果があります。しかも、今後再度フルマラソンへの転向も可能ですし、その際にはスピードが強みになります。
5. まとめ
私のおばあちゃんが「損して得取れ」と言っていましたが、このことはまさにそれなのかもしれません。ハーフマラソンへのシフトは、ライフバランスを保つための一つの戦略と言えるでしょう。