先週まで、足のケガが理由で、マラソンのトレーニングを休んでいました。実に6週間もの間、これといった運動をせずに過ごしました。この間、不思議なことに、マラソン以外の趣味に充実感を見出すようになりました。バードウオッチング、写真、自転車、ゲーム、生成AI、ブログ更新などです。
毎晩、いい写真を撮るべく本を読んだり、機材の情報収集にいそしんだり、ブログ記事を書くのに夢中になっていました。しかし、今週、徐々にトレーニングを再開し、さっそく10km、10km、5kmといった感じで3日間走りました。
そうするとどうでしょう。写真を撮る気持ちや生成AIをいじくる気持ちが、薄らいできたのです。さらに、見るテレビも、すぐれた作品を見るというより、ゆるいバラエティ番組を見る気分に変わってきたのです。
私の中で、ランニングの充実度が大きいのだと思います。それを数値化するために、「充実度(J)」という指標を作りました。以下にその算定方法を示します。
- ランニング10km:10J
- フルマラソン完走:50J
- 日帰り登山:10J
- ドラマ1話:1J
- 映画1本:2J
- サイクリング日帰り:10J
- バードウォッチング日帰り:10J
- ゲーム1時間:1J
- 生成AIいじり1時間:2J
- ブログ更新:2J
- 写真撮影半日:5J
- 食事1食(松屋):1J
- 仕事1日:1J
以前、1日に20km~30kmを走っていました。20Jも獲得してしまうと、他のことに手がつかないのは当たり前かもしれません。私の1日当たりのJ(充実度)許容量は、10J程度かもしれません。
しかし、問題はそこではありません。私の中には、ベースJ(充実度)というものが存在すると思います。それは、生活に満足してしまっている状態を示しています。ベースJ(充実度)が50Jくらいあるのかもしれません。
つまり、Jのキャパを有効活用するには、ベースJ(充実度)を削るべきかもしれません。具体的には、風呂に入らなかったり、髪を切らなかったりして、ベースJ(充実度)を下げ、世の中をねたみ、嫉み、恨むレベルまでもっていくといいかもしれません。
ベースJ(充実度)の50Jをがっつり削れば、1日に30km走っても、映画を見て、生成AIの面白ネタを考え、ブログを更新できるはずです。
結論として、私は今、充実しているんでしょうか。していないんでしょうか?ある意味不幸かもしれません。しかし、それは私が自分自身の充実度を理解し、それをコントロールするための第一歩かもしれません。