AIを使ってしたい100のこと

生成AIの可能性と、それを使って自分自身を表現する楽しさを伝えることを目指しています。

捨てる趣味あれば拾う趣味あり

先日、マラソン大会に出場してから、もう1か月が経ちました。

muriwashinai.hatenablog.com

実は、フルマラソンを完走した後で足の調子が悪く、まだ練習を再開できていません。1か月もの間、軽いジョギングすらできないというのは、凹みますね。

せっかく鍛え上げた身体も、だんだんとなまってきます。それに、梅雨に入ると走れる日も限られますし、梅雨明け後は暑くて走るのが大変になってきます。

今、練習できないのはつらいです。でも、20kmを走るなんてもってのほかです。登山は厳しいですし、平地ですら長距離は歩けません。

私の活動の多くは、10km以上歩けることを前提としていると、改めて気づかされました。

そうして過ごして1か月。心境が微妙に変わってきました。

走れないからといって、駅前まで散歩したり、近所の大きな公園にカメラを持って出かけました。

鳥のさえずりを聞いてカメラを向けると、かわいい鳥のひながぴよぴよ鳴いています。「そうだ、もっときれいに撮るために、カメラを買い替えよう」と、創作意欲(と購買欲)が湧いてきました。

足に衝撃があることはできないので、代わりに自転車に乗ろうと考えました。「そうだ、かすみがうらを自分の自転車で走ろう」。輪行バッグを買って、常磐線で自転車を運ぶことを思いつきました。

走らなくなったことで、ランニング以外の趣味をやる意欲が増してきました。

レーニングには「可逆性の原理」というのがあって、練習をやめると元に戻ってしまうという、つらい現実があります。

しかし、走っていない間に、写真が上達したり、自転車の世界が広がるかもしれません。ランニングの能力は減退しますが、写真のスキルや野鳥の知識、自転車の能力は向上するわけです。

「違う部分を鍛えているのだ」と考えれば、今、走っていないことが気にならなくなってきました。

よって、日々の充足感に何の過不足もなし!

スポーツとクリエイティブ、両方の趣味をやっておくと、つぶしが利いていいかもしれません。私には他に、映画とゲームという消費系の趣味もあるため、仮に寝たきりになったとしても、充実した日々を送れます。

多趣味は身を助けるというか、多くのことをやっているとつぶしが利くもんだなあと、改めて思いました。

野鳥撮影に夢中な柴犬