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鎖骨骨折シリーズ(2): 受付から診察、検査、診断までの詳細記録

はじめに

この記事の続きです。

muriwashinai.hatenablog.com

受付との攻防

受付に、電話で連絡した者だと告げると、「保険証を」、「無ければ身分証明書を提示してください」と言われました。しかしランニング中だった私は、「今、身分を示すものを持ち合わせていません」と答えるしかありませんでした。

後から提示するのではダメなのかと思いつつ、受付書類を書きながら私のパートナーが到着するのを待つことにしました。これまでのやり取りの中で、私のマイナンバーカードを持って来るように頼んでおいたのでした。

医師風の人現る

病院には私という患者が来る話は通っているらしく、医師風の人がロビーに来て、容態を尋ねました。 私はようやく受け入れてくれる人が現れて、安堵しました。しかしこの人は、看護師であると名乗り、医師に伝えるべきことを聞き取りに来たのでした。

看護師の男性と話している間に私のパートナーが到着し、受付もできるようになりました。

医師現る

ついに、整形外科の当直医の医師が登場しました。ロビーに現れた医師は若く見え、私は藤井聡太七冠に似てるな、と思いました。

医師、システムに困惑する

診察室に入ると、先生は「ちょっと待ってくださいねー」とパソコンをポチポチとクリックします。

「この病院に来たばかりでまだ分からなくて、ちょっと待ってくださいねー」。医師はシステムの使い方に不慣れな様子。

診察

診察してもらった結果、鎖骨が骨折している可能性を指摘されました。確かめるためにレントゲンとCTスキャンを撮ります。

医師、システムに弾かれる

医師がレントゲンとCTスキャンの検査予約をシステムに入力しようとしますが、確定ボタンが押せず、オーダーできないようでした。

「ちょっと待ってくださいねー」

「ちょっと教えてくださいと」奥に引っ込んで、医師は女性看護師に尋ねました。看護師は「内線〇〇番に掛けてください」と、けんもほろろに答えました。

内線〇〇番に掛けると、おそらくレントゲン技師側の声が、電話口から聞こえてきました。

「そこの『緊急』を選んでから…」

私もそれに釣られて、画面のココじゃないかって場所を指差して、医師に伝えます。

ようやく、レントゲンとCTスキャンの予約登録ができました!

しかし、「右鎖骨と左鎖骨間違えちゃった」と医師。

最終的に「そっちで変更してもらえますか?」、「了解」と、レントゲン技師との間で話が着いたようでした。

確定診断と処置

レントゲン、CTスキャンを一通り済ませたあと、診断結果を聞きました。

診断は、鎖骨の首から遠い端が折れている「鎖骨遠位端骨折」ということでした。

手術が必要になるが、救急病院は予約がいっぱいなので、提携先病院に案内するが良いか?という話でした。

承知して紹介状を書いてもらい、レントゲン等の結果のCD-Rを、もらいます。

この日は三角巾で腕を吊る処置と、痛み止めが処方されただけでした。

この時の心境

まだ何も解決しておらず、治療の端緒についたに過ぎないのですが、この日はある程度、狭き門を開き必要な結果を得ることに成功した気がしました。

自分としては、ベストを尽くして難局を乗り切ろうとした。そして、ある程度乗り切ったのではないかと思いました。

続く