これまでのあらすじ
2023年夏から半年間の練習を積み、2024年4月にフルマラソンに出場しました。 その後、足の不調から6週間の完全休養を取りました。復帰後、フルマラソンにこだわる考え方を改め、ハーフマラソンをターゲットにしてトレーニングを進めてきました。
その結果、短い距離を速度のメリハリをつけて走るようになり、最近はテンポ走もなかなか楽しいな、と思うようになってきていました。しかし、この度問題が起きてしまいました。
転倒事故
7/15(月)の夕方、私は公園の園路のアスファルトにたたきつけられていました。テンポ走で速度を上げたランニングの途中、シューズのソールが地面に引っかかり、盛大に転倒したのです。
左肩を地面に強打し、何とか立ち上がったのですが、練習は即座に中断しました。幸い、擦り傷もわずかで、顔や頭も強く打たなかったようです。
しかし、左肩の鎖骨の状態がおかしいことに気づきました。骨が内部から盛り上がっている感じで、強い痛みがありました。
診断
救急病院で診断してもらったところ。鎖骨を骨折していました。鎖骨のうち、首から遠い部分で骨折する状態を、「鎖骨遠位端骨折(さこつえんいたんこっせつ)」と言うそうです。
入院~手術予定
鎖骨をプレートで固定する必要があるため、手術が必要となるそうです。私自身、人生初の骨折&入院です。2泊3日の予定で入院となります。
残念なこと
7/19(金)~、富士山登山を予定していたのですが、当然行けなくなりました。そもそも、富士山対策で心肺機能を向上させる運動をしていたのに。人生はうまくいかないもんです。 しかも、もともと足を痛めていて、それをカバーするために短い距離に転向し、その矢先に転倒、また走れなくなるという。泥沼というか、輪廻の地獄にいるかのようです。
散髪
7/16(火)転倒事故の翌日、美容院の予定が入っていました。病院からの美容院です。たまたま予約を入れていたのです。 三角巾で左手を吊るした状態で施術できるだろうか?と考えたのですが、まあ、髪を切るだけならいけるだろうと判断しました。
東洋医学への扉
美容師さんは大変驚きました。「大丈夫ですか。キャンセルしても大丈夫だったんですよ」と。しかし世間話をしていると、美容師さんの知り合いでも同様の骨折をした人がいると聞きました。 そしてその人は、プレート固定の手術後に鍼治療を併用し、驚異的な速度で回復したそうです。
なんと、いい話を聞いたのか! さっそくその評判のいい接骨院を教えてもらいました。
鍼治療やお灸の効果が最近大きな話題になっていることは知っていましたが、自分の状況に当てはめて考えることは、まったくできなかったのです。 これは怪我の功名、瓢箪から駒というか、骨折の翌日に美容院に行って良かったと思いました。まさにミラクル。
転んでもただでは起きない?
私は躓き、転んだと思います。そして、富士山登山も参加できず、ランニングもしばらく離脱、しかも以前の足の不調より重症のため、回復にはより期間を要しそうです。 人生において、ミスっていると思います。
ただ、考え方によっては、不幸中の幸いとも言えます。あれほど激しく転倒したのに大きな裂傷もなく、頭も打たず、歯も折れず、顔もきれいなまま、鎖骨だけが折れた。 病院は事故現場の近くにたくさんあって、祝日にもかかわらず割と早く受診できた。
また、医師が言うには、鎖骨はランニングにはあまり影響がないため、割とすぐに走れるようになるとのことです。(ただ、「また転倒するのはまずい」そうです。)
さらに、美容院でなぜか東洋医学につながり、名医の接骨院を紹介してもらうという。
奇跡的というか。ある意味うまくいっている!