はじめに
この記事の続きです。
いつ退院するか
リハビリが終わると9時40分頃でした。今日のミッションは、あらかた終わったように感じました。
看護師から「いつ退院するか」と何度か聞かれていましたが、心が決まりつつありました。 この手術翌日に「午前中に退院するか」、「昼食を食べてから退院するか」、はたまた「もっと遅く退院するか」です。
病院側としては、さらにお泊りして、明日退院しても良いようでした。よく考えると、高額療養費制度を適用するため、費用は何日入院しても、それほど変わらないであろうことが予想できました。
また、7月20日土曜日の外は猛暑でした。病院にいたほうが快適かもしれません。
別の要因で、「午前中に退院する」は難しそうでした。
抗生剤の点滴をあと1本打たないといけないため、その時間を加味する必要がありました。また、午前中に医師の回診があるとのことでした。
私は余裕をもってその日、「昼食を食べてから退院する」ことに決めました。
というかそもそも、「退院の日時って、自分で決めるのか―」と思いました。
医師の回診とお会計
医師の回診があり、傷口をチェックし問題ないとのことでした。傷口の上はガーゼ状のものから、「シャワーを浴びてもよい透明なシート」に交換されました。
また、事務の方がベッドにやってきて、お会計の請求書を置いていきました。それを受け取るとすぐさま会計窓口に行って、会計を済ませました。料金は、84,793円でした。
金額は、高額療養費制度が適用された額になっていました。マイナンバーカードの保険証を使ったうえで、診療情報の提供に同意すると、このように立替払いではなく、当日払う金額が、高額療養費制度が適用済みの金額で済みます。
マイナ保険証の威力を知った瞬間でした。
看護師を動かす
ナースコールで看護師を呼んで、「残りの点滴をお願いします」と言いました。
しかし来てくれた看護師は、「前回の点滴から6時間空けないといけないので、お昼にまた来ます」と言って去って行きました。
また、別の機会に看護師に「14時頃を目安に退院しようと思います」と宣言しました。
看護師は、12時の昼食時にやってきて、最後の点滴をつなぎ、「早めに落とします」と調節してくれました。
この最後の点滴が終われば、晴れて退院できます。
退院
私のパートナーに、車で迎えに来てもらうタイミングを計っていました。13時半から14時の間と伝えておきました。 予定通り、その時間までに点滴が終わり、晴れて退院することができました。
シートベルト
乗車の際に気づいたのですが、たすき掛けタイプのシートベルトを締められません。私の場合は左側の鎖骨を骨折しているので、日本車の助手席には座れないことに、気が付きました。
右側の後部座席に座り出発しましたが、車は意外に揺れたので、傷が結構痛かったです。
電車で帰るという選択肢もあったのですが、車のほうがよかろうという読みは、外れた格好です。
つづく