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鎖骨骨折シリーズ(8): 手術後の退院とその後の体験

はじめに

この記事の続きです。

muriwashinai.hatenablog.com

いつ退院するか

リハビリが終わると9時40分頃でした。今日のミッションは、あらかた終わったように感じました。

看護師から「いつ退院するか」と何度か聞かれていましたが、心が決まりつつありました。 この手術翌日に「午前中に退院するか」、「昼食を食べてから退院するか」、はたまた「もっと遅く退院するか」です。

病院側としては、さらにお泊りして、明日退院しても良いようでした。よく考えると、高額療養費制度を適用するため、費用は何日入院しても、それほど変わらないであろうことが予想できました。

また、7月20日土曜日の外は猛暑でした。病院にいたほうが快適かもしれません。

別の要因で、「午前中に退院する」は難しそうでした。

抗生剤の点滴をあと1本打たないといけないため、その時間を加味する必要がありました。また、午前中に医師の回診があるとのことでした。

私は余裕をもってその日、「昼食を食べてから退院する」ことに決めました。

というかそもそも、「退院の日時って、自分で決めるのか―」と思いました。

医師の回診とお会計

医師の回診があり、傷口をチェックし問題ないとのことでした。傷口の上はガーゼ状のものから、「シャワーを浴びてもよい透明なシート」に交換されました。

また、事務の方がベッドにやってきて、お会計の請求書を置いていきました。それを受け取るとすぐさま会計窓口に行って、会計を済ませました。料金は、84,793円でした。

金額は、高額療養費制度が適用された額になっていました。マイナンバーカードの保険証を使ったうえで、診療情報の提供に同意すると、このように立替払いではなく、当日払う金額が、高額療養費制度が適用済みの金額で済みます。

マイナ保険証の威力を知った瞬間でした。

看護師を動かす

ナースコールで看護師を呼んで、「残りの点滴をお願いします」と言いました。

しかし来てくれた看護師は、「前回の点滴から6時間空けないといけないので、お昼にまた来ます」と言って去って行きました。

また、別の機会に看護師に「14時頃を目安に退院しようと思います」と宣言しました。

看護師は、12時の昼食時にやってきて、最後の点滴をつなぎ、「早めに落とします」と調節してくれました。

この最後の点滴が終われば、晴れて退院できます。

退院

私のパートナーに、車で迎えに来てもらうタイミングを計っていました。13時半から14時の間と伝えておきました。 予定通り、その時間までに点滴が終わり、晴れて退院することができました。

シートベルト

乗車の際に気づいたのですが、たすき掛けタイプのシートベルトを締められません。私の場合は左側の鎖骨を骨折しているので、日本車の助手席には座れないことに、気が付きました。

右側の後部座席に座り出発しましたが、車は意外に揺れたので、傷が結構痛かったです。

電車で帰るという選択肢もあったのですが、車のほうがよかろうという読みは、外れた格好です。

つづく