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自分専用AIを作る グーグル「NotebookLM」:MSN記事の紹介

はじめに

MSN - 自分専用AIを作る グーグル「NotebookLM」を家電取説・辞書・時刻表で使う

最近、Googleがリリースした「NotebookLM」についての記事を読んで、いくつかの興味深いポイントを見つけました。この記事は、Googleの「NotebookLM」について簡単に紹介しています。

NotebookLMとは何か

Googleが2024年6月にリリースした「NotebookLM」は、自分だけのオリジナルAIデータベースが作れるサービスです。AIチャットの「ガワ」だけが用意されていて、そこにユーザー自身の手でデータ登録して「知識」を与えることにより、そのデータを前提にしたやり取りや分析が可能になります。

NotebookLMの具体的な使用例

記事では「説明書」「辞書」「時刻表」という3種類の具体的なデータを用いて試しています。例えば、時刻表のデータが入ったオリジナルAIデータベースを作れば、「9時台に目黒駅前を出発するバスは何本ある?」や「鮫洲運転免許試験場前に行くにはどのバスに乗ればいい?」のような質問に対して回答してくれます。

NotebookLMと郵便番号データ

私が知っているものだと、郵便番号データというのが公開されていたと思います。このデータを使えば、「札幌の郵便番号を教えて。」みたいな感じでAIチャットによる郵便番号検索ができると思います。郵便番号データのサイトによれば、全国一括のデータは12万件あるため、一般的な表計算ソフト等では全データを読み込むことができないそうです。ますますAIチャットによる検索ができると便利ですね。

NotebookLMの影響

これまでは表計算ソフトやデータベースソフトを駆使してデータ管理してきたとか、形態素解析のような言語処理を通じて知りたいことの一端をなんとか抽出してきた、みたいな人もいるかもしれません。が、NotebookLMの登場でそれが一変します。データさえあれば、とりあえずそれを突っ込むだけで検索や分析ができるようになるのです。気付けなかったインサイトや、別の目的にデータを活かすヒントが得られることもあるかもしれません。

すでに大量のデータを保有している人にとっては、手軽にデータ分析をできる手法として、便利だと思います。

まとめ

Google「NotebookLM」は、データを活用する新たな手段として、大いに期待できるサービスです。こういうものがあるのだな、と覚えておきましょう。

: MSN - 自分専用AIを作る グーグル「NotebookLM」を家電取説・辞書・時刻表で使う : 郵便番号データ