AIを使ってしたい100のこと

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健診カルチャーショック

人間ドック体験:驚きの事実

先日、人間ドックに行ってきました。健康診断は専門の施設で受け、これで5回目の訪問となります。その日、思いもよらぬ事実に気づきました。

健康診断の流れ作業とその問題点

この手の健康診断施設の流れ作業のようなやり方には、毎回嫌気が差します。まず受付には、15個ほどの窓口が並び、各窓口で一斉に受付処理を行います。全て対面でのやり取りです。彼女たちの話す言葉は定型句ばかりで、まるでスピードが命という感じです。

驚きの事実:ペーパーベースの予約確認

「予約を確認しますので少々お待ちください。」と言われ、担当者がどこに向かうのか見てみました。驚いたのは、担当者が整理された書類を一つ一つ探し、それを目で見て「予約を確認」していたことです。その場所まで歩いて行き、紙を目視で確認する作業でした。おそらく事前に書類を整理しているのでしょう。

システム化の問題:PCとデータベースの欠如

この施設では、予約の確認にPCもデータベースも使用しないようです。しかし、ペーパーがあるのでデータベースは存在しているはずです。そもそも予約システムで予約が管理されていますから。つまり、端末(PCやタブレット)がないために、紙ベースの業務を遂行しているのです。

人材の問題:PCスキルの欠如

もしかしたら、担当者がPCを使えないのかもしれません。また、システム化してPCが必須の業務にすると、人材の確保が難しくなるのかもしれません。

人材確保の戦略:PCを使えない人材の採用

つまり、あえてPCを使えない人材を集めているのです。低コストで雇用でき、他業種と競合しないからです。また、一定の人数が必要で、替えが利く人材が必要です。長期的にこのビジネスを続けるには重要なポイントです。

担当者の観察:若い女性の多さ

担当者たちを見ていると、若い女性が多いです。何年健康診断に通っても、担当者は若い女性ばかりです。つまり、彼女たちは入れ替わっているのです。辞めて、別の職業に就いているのでしょう。

結論:Win-Win-Winの状況

健康診断専門施設の経営者は安い人材を確保できてWin、受診者は迅速な対応を受けられてWin、働いている事務担当者もキャリアの踏み台にできてWin。三方良しのWin-Win-Winです。