AIを使ってしたい100のこと

生成AIの可能性と、それを使って自分自身を表現する楽しさを伝えることを目指しています。

心情クロマトグラフィー

恋愛感情を分析する機械

以前、自分で書いた文章を元に、Copilotを使って筆者(自分自身)の心情を分析した。

muriwashinai.hatenablog.com

やってみて、AIで心情を分析できるのは、かなり面白いなと思った。

文章として「好きだ」と、あえて書かなかった場合でも、分析にかけるとその心情がきっちりと検出される。

逆に意地悪な文章を書いて、「嫌いだ」と書かなかったとしても、分析にかければ悪意がつまびらかになるだろう。

私の過去のブログの記事で、曲の感想を書いたものでは、心情を分析してもネガティブな結果にならなかった。

恋愛に応用してはどうだろうか?

ラブレターをもらったら、さっそく電子化して心情分析にかける。

しかし、送るほうも心情分析にかけられることは、想定内になっているだろう。

事前に、自分で心情分析をかけてから、相手に送るはずだ。抜かりはない。

文章の中に「好きだ」と書かれていないのに、心情分析にかけると、「好きだ」と現われる。高度なテクニック?

本文が、どう見ても普通のビジネスメールなのに、心情分析にかけたら「あなたを偏愛している」とか出たら、怖い。

結局、文章の中に「好きだ」と書かずに、季節や心情をイメージする言葉を使い、前向きで希望に満ちたレターをしたためるしかない。

それならば、従来となんら変わらぬお作法だ。

それを、AIに書いてもらうのがいいんだな。

あなたは、恋する男子学生です。文章の中に「好きだ」と書かずに、季節や心情をイメージする言葉を使い、前向きで希望に満ちたレターをしたためてください。渡す相手は女性です。

たしかに。

古来より筆が冴える友人に、レターの代筆を頼む例はあった!紫式部も「光る君へ」でやっていた!

AIに頼んで何がいけないのか!

しかし、AIで素敵なレターを書くプロンプトを、上手に書けない人もいるだろう。だから、それを代筆する紫式部がまた必要、ということになるかも。

時代は変わらんね。